支援方法の強みと根拠

支援方法の強みと根拠

このページでは、作業療法士が行う就労支援の役割や有効性についてわかりやすく
解説しています。
障害や病気によって働くことが難しくなった方が、再び社会で活躍できる
ようになるために、作業療法士がどのように関わるのかをご紹介します。

支援方法の強みと根拠

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解説しています。
障害や病気によって働くことが難しくなった方が、再び社会で活躍できる
ようになるために、作業療法士がどのように関わるのかをご紹介します。

就労支援における
専門的役割

就労支援における
専門的役割

作業療法士(Occupational Therapist:OT)は、障害や病気により就労が困難となった方に対し、職業リハビリテーションの観点から包括的な支援を行う専門職です。OTは「作業(occupation)」を人間の生活の中心ととらえ、個々の価値観、役割、生活背景を重視したアプローチを行います。そのため、就労に必要な身体的・認知的能力の改善だけでなく、モチベーション(動機づけ)や自己効力感の向上、さらには職場適応の支援など、多角的な介入が可能です。

「作業」としての
就労の重要性

就労(work)は、単なる収入源ではなく、個人のアイデンティティ・社会的役割・生きがいを支える重要な「作業(occupation)」であるとされています。作業療法は、そうした就労を生活全体の文脈の中で捉え、本人の意味づけを重視する視点を提供します。

作業療法士の介入領域

作業療法士は、以下のような方法で
就労支援に関わることができます。

  • 職業スキルの再構築
    注意力や記憶力、作業手順の習得
  • 職場への適応支援
    注意力や記憶力、作業手順の習得
  • 就労への動機づけと自己理解
    やりがい・価値観の再確認
  • 習慣や生活リズムの再構築
    安定した就労継続のための生活基盤づくり

意味のある「作業」
基づく
就労支援

意味のある「作業」
基づく
就労支援

作業療法士は、就労支援を「作業に基づいて」行うことを大切にしています。これにより、単なるスキル訓練にとどまらず、クライエントにとって意味のある仕事に焦点を当てることができます。
「なぜ働きたいのか」「どのような人生を送りたいのか」といった深層的な問いにアプローチできるため、就労は単なる技術習得ではなく、自尊心の回復や社会参加の促進、生活の質(QOL)の向上へとつながります。

日本における作業療法士
配置の
有効性とエビデンス

日本の障害者就労支援では、作業療法士の配置により包括的な支援が可能となり、その効果が高く評価されています。
日本作業療法士協会の調査では、作業療法士を配置した事業所は就労実績が2倍以上に上ることが示されました。これを受け、厚生労働省は令和3年度の報酬改定で 「専門職配置加算」 を創設し、国として作業療法士の有効性を正式に認めました。

出典:作業療法士の配置有無による就職者、就労継続者の状況(障害福祉サービス等報酬改定検討チーム)第15回(R2.9.24)資料2

また2022年度の調査では、作業療法士の関与により

  • 個別性の高い支援計画
  • 就労定着率の向上
  • 利用者満足度の向上

上記3つが報告されています。これらの結果は、作業療法士が就労支援に不可欠な専門職であることを裏付けるものです。

作業療法士の包括的な
アプローチ

身体機能の改善

認知機能のサポート

精神的健康の回復

社会的役割や職業的アイデン
ティティの再獲得

生活リズムの安定化

対人関係や環境調整

特に、人間作業モデル(MOHO) に基づく支援は、自己効力感の向上、生活の再構築、持続可能な雇用につながることが示されています。

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